弊社が関わる道路基盤情報

道路基盤情報地図データ作成の仕様が国土交通省と国総研から公表され、私共土木コンサルタントと測量系企業及び土木工事会社が「道路完成平面図作成」に取組みだしたのが平成16年頃からです。 近年、私は土木工事会社支援等で「道路完成平面図作成」関係の業務に年間100㎞超の作業に関わっています。 また、昨年度は道路に関係する施設、道路敷地内に存在する地下埋設物(地下共同溝を含む)を「道路完成平面図」に書き込むパイロット業務を経験しました。 地図の電子化に私が関わって15年程度、工事・管理・設計等専門分野の技術者が求めていた電子化も、ここまで来ると残すところは「3D」によるデータ構築のみと感じています。 しかし、基礎になる測量・設計・工事の全データが「3D」データになるには、多少時間が必要と考えますが、此処に私共業界の様に測量を理解した企業群には大きなチャンスが有ります。 現在の地図系電子化データベース構築分野は統一仕様の整備はエンドレスでは無く、エンドレスに向かって進行形の真っ最中なのです。 私が関わる電子化業務も、公共事業の分野なので多少発注量は落ちていますが、その作業量は膨大に有ります。発注量が落ち、仕様書がバージョンアップする分、これから益々楽しみな分野になると業務を担当する私は考えています。

基盤情報担当者です