AutoCAD LT2016などのAutoCADを使用してからDraftSightを使用すると
なにかと使いづらい点があります。
その中のひとつが
「ポリラインを作図中に現在の長さ(距離)がわかる(表示)こと」
ステータスバーの座標の欄で絶対座標と相対座標とオフの切り替えが
できるのですが、右クリックしても相対が選択できなくて
結局できませんでした。
が!!!!
できました!
ポリラインのコマンドを実行し、どこか1点クリックして
そのままステータスバーの座標のところにマウスを持っていき
右クリックすると相対座標が選択できます!
そうするとステータスバーの座標の欄が相対座標になりました!
これで「ここの長さなんぼだろう?」ってときに
ポリラインコマンドを使って計測ができます。
AutoCAD2004の時代に
オブジェクトをある座標位置(0,0原点)まで移動させる場合には
move(移動)→基点を指定→0,0
と入力すれば移動したのですが
新しいCADになって同じように入力しても
0,0に移動してくれません。
その理由が・・・・
初期設定では入力した座標が相対座標になっているから!!!
でした。なので”0,0”と入力しても全く移動しないということです。
相対座標から絶対座標に変更するには
ダイナミック入力設定画面の設定をクリックして
ポインタの入力設定で絶対座標を選択してOK
これでAutoCAD2004のように希望する座標位置に
移動やコピーなどができるはずです!
AutoCADLTでグループ化した図形を選択した際に
グループでの選択と単体での選択の切り替えに
Ctrl+HでPickstyleの変数変更ができましたが
DraftSightではCtrl+Hというショートカットコマンドが存在せず
標準だとグループ選択になってしまい、中のテキストを編集したいときなど
単体の選択ができない状態となっています。
DraftSightではPickstyleというコマンドを入力するとSETENTSELMODEというコマンドに変換されます。
”1”がグループ選択、”0”が単体選択となります
このコマンドをショートカットキーに割り当てなどし、簡単に切り替えできるようにするとAutoCADと同様に作業を行うことができると思います。
AutoCADLT2014 2015 2016 2017
文字を編集する際に 現在はインプレス編集になっていますが
2004を使用していた方には慣れず、いままでのように
ダイアログボックスが出て編集のほうがいいという場合には
システム変数【DTEXTED】を1 に変更してください
文字をダブルクリックすると以前のようにボックスが出て編集ができます。
名寄・札幌にて測量・設計・情報処理業務を行っている会社のブログです